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民芸品のこけしを売って処分したいのですが、買取してもらうことは可能でしょうか?わかりやすく解説してほしいです。
この記事はこんな疑問を抱えている方が対象。
筆者はこれまでに沢山のこけし買取を利用してきました。
その経験から言うと、民芸品こけしは買取される可能性が低いといえます。理由は大量生産されている上に安価な商品だからです(価値が低い)。
しかし、需要があるものに限っては買取される可能性があります。
この記事では、そんな民芸品こけしの買取についてまとめました。
こけしを売りたいものの売れるか心配な方は、ぜひ参考にしてみてください。
民芸品こけしの特徴
民芸品こけしは、こけしが有名な観光地で販売されている一般的な民芸品です。
![民芸品こけし](https://kokeshishobun.com/wp-content/uploads/2023/12/456929_s.jpg)
民芸品こけし
民芸品こけしは主にお土産として販売されていることもあり、ほとんどが大量生産された安価な商品です。つまり、伝統こけしよりも価値は低く、個性や独自性も乏しいといえます。
それでも、手軽に購入できる点がメリット。
デザインは豊富でシンプルなものからキュートなものまで多種多様です。
買取に関しては、価値が低い商品なので査定を終えた時点で断わられる可能性が高いといえます。
民芸品こけしの買取相場
民芸品こけしの買取相場は、伝統こけしや創作こけしに比べると低いです。
買取価格としては、数十~数百円ほどでしょう。
商品によっては高いデザイン性をもったものもありますが、大量生産された安価なこけしに変わりはないので、買取が難しくなる場合が多いです。
これは有名な生産地で売られているものも同様です。
こけしの買取価格が決まる要素
こけしの買取価格が決まる要素は、主に以下のとおりです。
- ①:製造された時期
- ②:作家
- ③:製造された場所
これはこけしの買取業者が共通して注目するポイントになります。
上記のなかで優れた要素があると、買取価格は高くなりやすいです。
ここでは3つの買取価格が決まる要素について解説します。
①:製造された時期
こけしのなかで買取価格が高くなりやすいものは以下のとおりです。
伝統こけし | 代々つたえられる特定の形や模様が特徴のこけし |
創作こけし | 型にはまらない自由な形が特徴のこけし |
特に買取価格が高くなりやすいのは、希少性がきわめて高い戦前につくられた「伝統こけし」です。
逆に戦後につくられたこけしに関しては製造過程が電動化されたこともあって、買取価格はそれなりといった印象をうけます。手作りのこけしほど価値が認められるわけです。
②:作家
有名なこけし作家がつくったこけしは、買取価格が高くなる傾向にあります。
一般的に伝統こけしをつくる職人のことを「工人(こうじん)」。創作こけしをつくる職人のことを「作家」と呼びますが、いずれも知名度が高い人物がつくると高い値がつきます。
有名なこけし工人については、以下のWikipediaを参照してみてください。
③:製造された場所
こけしの買取価格は、製造された場所によっても影響されます。
特に伝統こけしで知られる東北11系統で製造されたものは、高価買取が実現しやすいです。
伝統こけしで有名な地域は以下のとおり。
- 津軽系(青盛 温湯温泉)
- 南部系(岩手 花巻温泉)
- 木地山系(秋田 川連温泉)
- 鳴子系(宮城 鳴子温泉)
- 作並系(宮城 作並温泉)
- 遠刈田系(宮城 遠刈田温泉)
- 弥次郎系(宮城 鎌先温泉)
- 山形系(山形 天童温泉)
- 蔵王高湯系(山形 上山温泉)
- 肘折系(山形 肘折温泉)
- 土湯系(福島 土湯温泉)
引用:こけしの買取
買取業者はこういった製造された場所も査定のポイントにします。
民芸品こけしの買取におすすめの方法
民芸品こけしは大量生産されたものがほとんどなので、価値は基本的に低いものばかりです。したがって買取業者に依頼しても、引き取られない可能性が高いといえるでしょう。
しかし、こけしに特化した買取業者に査定を依頼すると、民芸品でも値がつく場合があります。
というのも、こけしの買取につよい専門業者は、以下の要素から総合的に評価して適切な価格をつけるからです。
- 歴史
- 製作技法
- 地域性
なので、もし買取を希望するお土産こけしが複数ある場合は、専門業者の宅配買取をおすすめします。
宅配買取は完全にこちら都合で利用できるほか、査定は無料ですしキャンセル料もかかりません。(ただし、キャンセルに伴う商品の返送料(送料)はかかります)
宅配買取とおすすめの専門業者については、以下の記事でくわしく解説しています。興味がある方はぜひチェックしてみてください。
![](https://kokeshishobun.com/wp-content/uploads/2023/12/こけしの宅配買取でおすすめの業者2選-320x180.png)
民芸品こけしに関するQ&A
民芸品こけしに関するQ&Aについてまとめました。
問題の解決や情報収集にお役立てください。
Q1:こけし買取業者でおすすめなのはどこですか?
A:筆者が利用した買取業者のなかでは、COYASHがもっとも満足度が高かったです。
こけしはもちろんですが、日本人形や骨董品の買取においてすべて満足のいく取引ができています。
それに他社で断られたこけしも買取してくれるので、何としてでもこけしを売りたい人にもおすすめです。
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Q2:お土産こけしも買取は厳しい感じですか?
A:お土産こけしも民芸品なので、買取業者からの査定は同様になります。
つまり、値段がつかない可能性が高くなるでしょう。
しかし、一部の需要のあるお土産こけしに関しては、買取される場合があります。
Q3:こけしが高額になる作家をおしえて
A:こけしが高額になりやすい作家は、主に以下のとおりです。
- 鳴子系こけし作家として定評のある大沼岩蔵
- 蔵王高湯系こけし作家として人気の我妻勝之助
- 棟方志功から「日本一のこけし」と評価された、津軽系こけし作家の盛秀太郎
- 土湯系こけし作家として評価の高い渡辺キン
まとめ
民芸品こけしは観光客を対象に販売されているものがほとんどなので、一般的には価値が低いです。しかしながら一部の需要がある商品に関しては、買取される可能性もあります。
したがって民芸品こけしの買取を検討する際は、こけしの買取につよい専門業者に査定を依頼しましょう。
![](https://kokeshishobun.com/wp-content/uploads/2023/12/こけしの宅配買取でおすすめの業者2選-320x180.png)
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