こけしを売却する前に知るべきことまとめ

こけしを売却する前に知るべきことまとめ こけしの買取

こけしの売却を検討しているのですが、どういう手順を踏んだらいいのかわかりません。売却に必要な知識をわかりやすく教えてほしいです。

この記事はこんな疑問を抱えている方が対象。

筆者はこれまでに沢山のこけしを売却してきました。

この記事を書いた人
松吉

人形の処分がわりと身近な環境で生活をしているヒトです。これまでに沢山の人形供養と処分・遺品整理に携わってきました。このブログではその経験を包み隠さずシェアしていこうと思います。

【当ブログ記事の信頼性】
①:筆者の人形供養と処分・遺品整理に携わった歴は10年(現在進行形)
②:骨董品収集と取引歴は15年以上
③:人形供養と処分・遺品整理に関する情報を日々リサーチしている

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その経験から言うと、こけし売却に必要な知識は以下のとおりです。

  • こけしの買取相場を理解する
  • 買取価格が決まる要素を理解する
  • 信頼と実績のある専門業者に査定を依頼する

この3つさえ把握できれば、売却に失敗することはありません。

この記事では、こけしの売却についてまとめました。

売却する前に情報を色々とインプットしておきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

こけしは売却できる?

こけしは日本における伝統民芸品のひとつ。
価値があるものは、基本的に高く売れます。

こけしの種類と売却における難易度は以下のとおりです。

伝統こけし代々受け継がれた製法によってつくられた伝統のこけし。売却の難易度は低く、需要がきわめて高いので高価買取が実現しやすいです。
創作こけし自由な発想で製造された創作こけし。売却の難易度は低く、有名作家が作ったものは需要が高いので高価買取が実現しやすいです。
お土産こけし観光客を対象に大量生産された安価なこけし。売却の難易度は高く、業者から買取を拒否される可能性が高いです。

このなかで高価買取が実現しやすいのは「伝統こけし」です。特に戦前に作られた古いものは、コレクターやファンが必死になって入手するほど需要があります。

そんな古いこけしは売却の目玉といっても過言ではありません。しかし見た目が汚れていたり、傷がついていたりすることもあって、その価値を知らずに捨ててしまう人がけっこう多いです。

こけしの買取相場

こけしの買取相場は、種類によって大きく異なります。

伝統こけし数万~数百万円
創作こけし数千~数百万円
お土産こけし0~数百円

上記はあくまで一般的な買取相場です。
戦前につくられた「伝統こけし」は、ヤフオクにて300万円で落札された過去もあります。

こけしは高額なものになるといくらになる?
こけしは高額なものになると数十万円以上で取引されることがあります。ヤフオク(Yahoo!オークション)で販売された古いこけしは400万円で落札されたことも。この記事では高額なものになるといくらほどになるのかまとめました。

このように戦前につくられた古いこけしは、高い値段で売却できるといっていいでしょう。

有名作家がつくったこけしも、需要があれば高く売却できる可能性があります。

いずれにしても、具体的な買取価格を知りたい場合は専門業者に査定を依頼しましょう。

こけしの買取価格が決まる要素

こけしの買取価格が決まる要素は、主に以下のとおりです。

  • ①:製造された時期
  • ②:作家
  • ③:製造された場所

これはこけしの買取業者が共通して注目するポイントになります。

上記のなかで優れた要素があると、高い値段で売却しやすいです。

ここでは3つの買取価格が決まる要素について解説します。

①:製造された時期

こけしのなかで高く売却できるものは以下のとおりです。

伝統こけし代々つたえられる特定の形や模様が特徴のこけし
創作こけし型にはまらない自由な形が特徴のこけし

特に買取価格が高くなりやすいのは、希少性がきわめて高い戦前につくられた「伝統こけし」です。

逆に戦後につくられたこけしに関しては製造過程が電動化されたこともあって、買取価格はそれなりといった印象をうけます。手作りのこけしほど価値が認められるわけです。

②:作家

有名なこけし作家がつくったこけしは、高く売却できる傾向にあります。

一般的に伝統こけしをつくる職人のことを「工人(こうじん)」。創作こけしをつくる職人のことを「作家」と呼びますが、いずれも知名度が高い人物がつくると高い値がつきます。

有名なこけし工人については、以下のWikipediaを参照してみてください。

こけし工人 - Wikipedia

③:製造された場所

こけしの買取価格は、製造された場所によっても影響されます。

特に伝統こけしで知られる東北11系統で製造されたものは、高く売却できる可能性が高いです。

伝統こけしで有名な地域は以下のとおり。

  • 津軽系(青盛 温湯温泉)
  • 南部系(岩手 花巻温泉)
  • 木地山系(秋田 川連温泉)
  • 鳴子系(宮城 鳴子温泉)
  • 作並系(宮城 作並温泉)
  • 遠刈田系(宮城 遠刈田温泉)
  • 弥次郎系(宮城 鎌先温泉)
  • 山形系(山形 天童温泉)
  • 蔵王高湯系(山形 上山温泉)
  • 肘折系(山形 肘折温泉)
  • 土湯系(福島 土湯温泉)

引用:こけしの買取

買取業者はこういった製造された場所も査定のポイントにします。

こけしの売却におすすめの方法

こけしは種類にもよりますが、高く売却できる可能性が高い品物です。

だからこそ、こけしを専門とする業者に査定を依頼しましょう。

こけしの買取に特化した業者を利用すれば、市場動向と価格に沿った鑑定をしてくれます。つまり、リサイクルショップのように安く引き取られることもなければ、ネットフリマ・オークションのようにトラブルへ発展することもありません。

こけしの買取を専門とする業者は、以下の要素から適切な価格をつけてくれます。

  • 歴史
  • 製作技法
  • 地域性

したがって需要があるこけしは、相応かそれ以上の値段がつけられるわけです。

もし買取を検討しているこけしがある場合は、信頼と実績がそろった専門業者の利用をおすすめします。

専門業者の査定は完全にこちら都合で利用できるほか、手数料もキャンセル料もかかりません。忙しくて店頭へ足を運べない場合は「出張買取」も無料で利用できます。

専門業者をおすすめする理由については、以下の記事でくわしく解説しています。興味がある方はぜひチェックしてみてください。

こけしを売りたいなら買取業者がおすすめ | 理由は取引がスムーズで査定価格に満⾜できるからです。
こけしを売りたいなら買取業者がおすすめです。理由は取引がスムーズで査定価格に満⾜できる可能性が高いから。リサイクルショップよりも高く売れて、ネットフリマやオークションよりも安全に利用できます。

こけしの売却に関するQ&A

こけしの売却に関するQ&Aについてまとめました。

問題の解決や情報収集にお役立てください。

Q1:古いこけしの値段っていくらになりますか?

A:古いこけしの値段は状態や歴史などによって異なりますが、一般的には数千~数万円ほどが相場といっていいでしょう。

オークファンの情報によると、古いこけし一体の値段は5,000~15,000円ほど。しかし、状態の良いものだと、30万円以上の値段がつく場合もあります。

Q2:こけし買取業者でおすすめはどこ?

A:こけし買取業者はあふれていますが、筆者が利用した中でもっとも満足度が高かったのはCOYASHです。

こけしをはじめ、日本人形などの骨董品も納得の取引ができました。

それに他社で買取を断られたこけしを引き取ってくれるケースが多かったです。よって、こけしをとにかく売りたい人にはおすすめの業者だと思います。

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Q3:こけしの無料引き取りって可能でしょうか?

A:こけしの無料引き取りは、株式会社サンクルに依頼すれば可能です。

買取業者の査定で値段がつかなかったこけしに関しては、無料引き取りを利用することで処分が可能になります。その際は検討してみてください。

まとめ

こけしは種類によって高く売却することが可能です。

特に戦前につくられたものは数十万円以上の値段がつく可能性があるので、まずは専門業者の無料査定を利用しましょう。

ただし専門業者を利用する際は、信頼と実績のあるところを利用してくださいね。

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