傷つきたくないから引きこもりになった私の体験談|原因と克服した方法を紹介します

傷つきたくないから引きこもりになった私の体験談|原因と克服した方法を紹介します 管理人のリアルとコラムと体験記

私は人間関係で傷つくことを恐れ、引きこもりになった経験があります。

この記事を書いた人
こけし

HSPの40代♀。傷つきたくないことを理由に大学時代から恋愛を封印。それでも恋愛がしたくて、心理・自己啓発系の書籍を120冊以上読み、セミナーに数十回以上参加して、40歳でようやく彼氏ができました。いまは悩んでいる人を個人的にサポートしながら、次の目標に向かって歩んでいる途中です。

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その根源は大学時代の失恋でした。それから人間不信に陥り、自信を失い、生きる意味を見いだせなくなったのです。しかし、その経験を通じて学んだことが沢山あります。

この記事では、私が引きこもりになった原因とそれを克服するために効果的だった方法をまとめました。ただし、すべてはあくまで私の体験談であって、確実に効果が得られる情報を提供するわけではありません。

ひとつの参考情報としてお読みいただければ幸いです。

傷つきたくないから引きこもりになった原因

私が傷つきたくないから引きこもりになった主な原因は以下のとおりです。

  • 人間不信
  • 自信の喪失
  • 生きる意味を見いだせなかった

これらの要因が複雑に絡み合い、最終的に引きこもりという選択をしたように思います。当時の私は、家にいることが唯一の安全地帯だと感じていたくらいなので。

ここでは、私が傷つきたくないから引きこもりになった原因を3つ紹介します。

人間不信

私を人間不信に陥らせた決定的な出来事は大学時代の大失恋でした。すべてを捧げていた恋人に突然別れを告げられ、深く傷ついてしまったのです。

その経験から人を信じることができなくなり、他者との関わりを避けるようになりました。授業では最後列に座り、グループワークは極力参加せず、アルバイトも人との接触が少ない仕事を選んでいたのを思い出します。

休日はひとりで過ごし、家族とさえコミュニケーションを取らないようになりました。やがて人間関係を構築することが怖くなり、引きこもりがち生活→完全引きこもりになりましたね。

自信の喪失

失恋後の私は自信を完全に失ってしまいました。自分には愛される価値がないのではないか、という思いが頭から離れなくなり、その後は就職活動で失敗を重ね、自己評価はさらに低下していきました。

そんななか、友人や同級生が次々と内定を得ていく・・・。
自分だけが取り残されていく感覚に苛まれました。

面接での失敗経験から人前で話すのが一層怖くなり、社会に出ることへの不安が日に日に大きくなっていきます。日を追うごとに挑戦する勇気が失われていき、結果として引きこもりの生活がさらに長期化しました。

自信の喪失は社会復帰への大きな障壁となっていたのです。

生きる意味を見いだせなかった

引きこもりの生活が続く中、私は生きる意味を見いだせなくなっていました。毎日が無為に過ぎていき、将来への希望が失われていったのです。

社会から取り残された感覚は強まるばかりで、自分の存在価値を見出せませんでした。気がつけば趣味や興味も失われ、何をしても楽しいと感じられなっていたように思います。

家族や友人との関係も疎遠になり、孤独感が増していくばかり。生きていることの意義を見いだせず、ただ時間が過ぎるのを待つだけの日々が続きました。

この状態は引きこもりからの脱出をさらに困難にし、悪循環を生み出していたなと。生きる意味の喪失は私の引きこもり生活を長期化させた大きな要因でしたね。

傷つきたくないけど引きこもりの克服に効果的だった3つの方法

傷つきたくないけれど、引きこもりを克服したい気持ちはずっとありました。そこであれこれ勉強し、実践と失敗を重ねたところ、個人的に効果的だった方法と出会うことができたのです。

それが以下の3つです。

  • 散歩(日光浴)
  • 同じ境遇の人とのコミュニケーション
  • 小さな成功を積み重ねていく

これらの方法は私の心身の健康を改善し、社会復帰への第一歩となりました。すぐに実感できたわけではありませんが、継続によって変化が徐々に感じられるようになりましたね。

ここでは、私が引きこもり克服に効果的だった3つの方法を紹介します。

ここで紹介する方法は効果を断言するものではありません。あくまで私の体験談なので、参考程度に捉えてください。

散歩(日光浴)

散歩と日光浴は引きこもり生活からの脱出における第一歩でしたね。最初は家の周りを5分程度歩くだけでしたが、徐々に時間と距離を延ばしていくと気分が晴れていく感覚がありました。

日光を浴びるとセロトニンの分泌が促進されるため、気分が少しずつ改善されるようです。

また、外の空気を吸うと閉鎖的な空間にいることの息苦しさから解放されます。散歩中に見る季節の変化や道行く人々の様子は、小さな刺激を与えてくれるわけです。

最初は人目が気になり躊躇しましたが、早朝や夕方など人が少ない時間帯を選ぶことで、徐々に外出への抵抗感が薄れていきました。

散歩と日光浴は社会との緩やかな再接続の機会となったのでバカにできないと思いましたね。

同じ境遇の人とのコミュニケーション

同じ境遇の人とのコミュニケーションは、引きこもりからの脱出に大きな役割を果たしました。オンラインの匿名掲示板で似た経験を持つ人々と出会い、心情を共有できたのは非常に大きかったなと。

「自分だけが苦しんでいるのではない」と気づけたときには、言葉では表現できない安心感を得られましたね。

お互いの経験や克服方法を共有し合えば、新たな視点や希望を得られます。時には励まし合い、時には悩みを吐露し合う関係性は孤独感を軽減させてくれるのです。

最初はオンラインでのやり取りのみでしたが、徐々に音声通話やビデオ通話へと発展させていきましたね。この過程で人とのコミュニケーションへの恐怖心が和らいだのは事実です。

小さな成功を積み重ねていく

小さな成功体験を積み重ねていく行為は、自信回復の鍵といっても過言ではありません。

最初は毎日決まった時間に起きることや三食きちんと食べることなど、基本的な生活習慣の改善から始めました。これらの小さな目標を達成していくと、不思議なもので自己肯定感の向上につながっていくのです。

次に新しい趣味にチャレンジしたりオンライン講座で学習したりと、少しずつ活動の幅を広げていきました。一つ一つの小さな成功が次の挑戦への原動力となったのを鮮明に覚えています。

失敗を恐れず、できなかったことにも寛容になれば、自信を徐々に取り戻せるのだと。この過程で自分の存在価値を再認識できたとともに、生きる意味を見出すきっかけにもなりましたね。

傷つきたくないから引きこもりするのはダメなこと?

傷つきたくないから引きこもることは、必ずしも悪いことではありません。時として、自己を守るための一時的な防衛反応として必要な場合もあります。

しかし、長期化すると社会からの孤立や自己成長の機会喪失につながる危険性が高いです。

重要なのは引きこもりを否定的に捉えるのではなく、自己と向き合い、内省する機会として活用することです。傷つきたくない気持ちを認識しつつ、少しずつ外の世界とつながる方法を模索してみましょう。

引きこもりの経験を通じて得た気づきや学びを今後の人生に活かせれば、それは決して無駄な時間ではなかったといえるはずです。

傷つきたくない+引きこもりに関するQ&A

「傷つきたくない」と「引きこもり」に関するQ&Aをまとめました。

Q1:傷つきたくないから逃げる心理を教えて

A:傷つきたくないからと逃げるのをやめたほうがいい理由は、逃げても問題が繰り返しやってきたり、逃げたことを後悔し続けたりするためです。怖いと思う原因を追究して克服すれば、逃げる自分を改善できます。

傷つきたくないからと恋愛で逃げるのはやめたほうがいい理由|怖いと思う原因と克服法も解説
傷つきたくないからと恋愛で逃げるのをやめたほうがいい理由は、逃げても問題が繰り返しやってきたり、逃げたことを後悔し続けたりするためです。怖いと思う原因を追究して克服すれば、恋愛から逃げる自分を改善できます。

Q2:傷つきたくない自分を克服したいです

A:傷つきたくない人が前向きになるための克服法としては、本音を言葉にする、傷つきたくない感情を認める、自分を責めないことが挙げられます。心理について理解すれば、自分らしく生活ができるようになるでしょう。

傷つきたくない人が前向きになるための克服法|心理もあわせて解説
傷つきたくない人が前向きになるための克服法としては、本音を言葉にする、傷つきたくない感情を認める、自分を責めないことが挙げられます。心理について理解すれば、自分らしく生活ができるようになるでしょう。

Q3:傷つきたくないから仕事が嫌になって困っています

A:傷つきたくないから仕事が嫌になる人は、まずなぜそのような現状になっているのかを把握する必要があります。特徴や仕事への影響を把握したら、克服するための方法を実践していきましょう。

傷つきたくないから仕事が嫌になる人へ贈る5つの克服法|特徴や影響についても解説
傷つきたくないから仕事が嫌になる人は、まずなぜそのような現状になっているのかを把握する必要があります。特徴や仕事への影響を把握したら、克服するための方法を実践していきましょう。

まとめ

私の引きこもり経験を通じて、傷つきたくない気持ちから逃避する限界と、克服することの大切さを学びました。引きこもりは必ずしも悪いことではありませんが、長期化によるリスクも認識する必要があります。

だからこそ、まずは自分のペースで少しずつ外の世界とつながる姿勢が大切です。同じような悩みを抱える方々には、希望を持ち続けることの大切さを心からお伝えしたいです。

一歩ずつでも前に進めば必ず道は開けます。

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